国産車と異なる?輸入車を購入する際の手順について解説

最近では日本国内でも輸入車を取り扱っているお店はたくさんあります。輸入車を購入したいけれども手続きが面倒そうと思っていませんか?そこでここでは輸入車を購入するにあたっての大まかな流れについてみていきます。

 

輸入代理店で購入

日本では海外の車を取り扱っている輸入代理店があります。こちらに依頼してほしい輸入車を購入する方法があります。輸入車といってもそれほど手続きは複雑ではありません。

 

購入の手順

まずはお店に問い合わせてください。近くにお店があれば実際に足を運んでもいいでしょうし、店に行けないというのであれば電話もしくはメールで受付対応しているところも少なくありません。どのような車が欲しいか、車種や予算などを伝えましょう。すると希望条件に該当する車を提案してくれます。目ぼしい車が見つかれば見積もりの作成をお願いして、価格に納得できれば契約です。代理店がメーカーに発注しますので海外送金の手続きを進めます。そして車が現地で調達できれば日本に輸出され、国内保安基準に適合するための作業や検査を受けて納車という流れです。

 

納車されるまでの期間

納車までに要する時間ですが、車種によりけりです。しかし一般的には4~5か月はかかると思ってください。ただしこれはあくまでも目安です。順調に手続きが進まなければ、2週間くらい遅れの出る可能性はあります。

 

オークション代行業者を利用する

もう一つの方法として、オークション代行業者を利用する方法があります。輸入車のオークションが日本各地で行われていますが、こちらは業者専門です。本来個人は参加できないのですが、代行業者を介して輸入車を調達する方法は利用できます。

 

希望する車種についてのヒアリング

まずはお客さん自身がどのような輸入車を希望するのかを代行業者に伝えます。そしてその希望する輸入車を購入する場合、どの程度の予算が必要か見積もりが提示されます。見積書を見て購入するかキャンセルになるかを伝えます。

 

オークションに業者が代行で手続き

正式に依頼することになったら、依頼書などの書類を作成します。そして業者がお客さんの希望する車を日本全国のオークションから探します。このとき前金としていくらか振り込まないといけないかもしれません。予算の何パーセントという形で請求される場合が多いです。いつ頃落札されるかは車種によります。早ければ1か月以内に見つかるケースもあれば、数か月かかってしまう場合もありますのであらかじめ理解しておきましょう。

 

落札できれば、残りの代金をすべて振り込みます。振り込みが確認できたところで納車の手続きが始まり、皆さんの手元に欲しかった輸入車が届きます。

 

まとめ

輸入車を購入する流れについてみてきました。国産車を購入するときと手続的にあまり大きな違いはありません。ただし現地で生産して、船便などで届けられます。このため多少時間のかかることは、あらかじめ理解しておきましょう。